
女性は毎月生理があり、生理痛がある方も多いですから、そのために日常的に腹痛を感じることが当たり前になっています。ですが、そういった生理現象がないにも関わらず、男性もお腹をよく痛がっていたり、壊していたりすると思いませんか?
男性がよく腹痛を起こす理由とは何なのでしょう。
男性はストレスに弱い
実は、脳の機能的に、男性は女性よりもストレスに弱いのです。具体的に言うと、男性にはストレスを緩和させるホルモンを増加させる機能がありません。これは、オキシトシンというのですが、俗に愛情ホルモンとも呼ばれている癒しのホルモンです。
女性ホルモンであるエストロゲンは、これを高める効果があるため、女性は男性より機能的にストレスに強いのです。男性がストレスを受けると、男性ホルモンのテストステロンが多く分泌されますが、これはオキシトシンの働きを妨げます。
前置きが長くなってしまったのですが、男性がストレス化にあるとき、それに対処する為にアドレナリンを分泌して興奮状態を作るのですが、これは短期的な対処にしかなりません。
というわけで、男性はストレスに対処する機能が弱いため、ストレスによりお腹が痛いというという症状になる事が多いのです。男性の場合、ストレスによる腹痛は下痢になる事が多いでしょう。また、男性の方が社会的にプレッシャーを感じてしまいやすいというのも、ストレスからくる腹痛に関連しているでしょう。
男性の方が食べ過ぎたり飲み過ぎたりする
一般的に女性よりは男性のほうが、沢山食べますよね。飲み会などに行くと、何も考えずに食べたり飲んだりしている男性を見る事も多いのではないでしょうか。また、アルコールも女性に比べると飲む方が多いでしょう。
こういう要素から、男性の方が胃や腸に負担をかけがちな為、腹痛を感じることが多いでしょう。
お腹が痛いという男性は確かに多いのですが、腹痛を訴えない方は、全然訴えなかったりしませんか?それは、その方が食べ過ぎたり飲み過ぎたりするような性格ではないということかもしれません。
男性の腹痛への対処法
付き合っている彼氏や、ご主人がよく腹痛を訴えるという場合、日頃からかなりのストレスにさらされているかもしれません。その腹痛が食べ過ぎや飲み過ぎから来るものとは違うようであれば、デートの際も外出などではなく家でゆっくりするしたりとストレスを解消させてあげることも必要かもしれません。
付き合って間もない頃などですと、デートの度に緊張でお腹が痛くなるという男性もいます。毎回お腹が痛いと言われると少々面倒に感じてしまうかもしれませんが、それが緊張によるものと思うと、ちょっと可愛く思えるのではないでしょうか。